
現在、ハンドワークデザインスタジオでは『フィン・ユールの建築と家具』展と題し、展示会を開催しています。
2012年フィン・ユールの生誕100周年を記念し、高山の地へフィン・ユールの自邸を建築するプロジェクトが進行中です。
本展では、その活動を広くご紹介するものとして、『NPO法人フィンユールアート・ミュージアムクラブ』を通し、全国3ヶ所を巡回する展示会です。
フィン・ユール邸(1942年)は、 自身が当時30歳の若さで設計し、デザインについてもっとも情熱を注いだ時期の作品であり、自邸での生活の中から数々の名作家具が生み出されました。
1942年当時から、生前の1980年代まで、増改築などしながら現在の姿になっており、大きくは、奥の寝室部分を拡張しています。
また、当時の窓には木製の雨戸が付けられいましたが、現在は外されています。
内部のインテリアは、新作の家具を発表した後の作品や、試作前の作品を住宅に持ち込み使っていたようで、ほぼ全ての家具はフィン・ユールの作品で、見た事のない家具も多く配されています。
この展示会では、時代と共に変化していくフィン・ユール邸の貴重な資料などを見ていただけます。


上は現在、下の写真は1940年代の初期のフィン・ユール邸

フィン・ユール邸の模型を公開しています。


上の写真は、当時の『ポエト』と『チーフテンチェア』
展示会では、フィン・ユール邸をイメージできるように家具を配置してあります。

フィン・ユール邸のダイニングでも使われている銀のプレートが象嵌された『オーバルテーブル』と『エジプシャンチェア』

フィン・ユール邸に配置されたヴィルヘルム・ランドストロームの絵集やエリック・トメセンの彫刻作品の参考資料も見ていただけます。
現在、進行しているフィン・ユールの自邸を建築プロジェクトでは、1942年の建築当時の姿として再現され、完成後は、北欧の生活文化や工芸、芸術などを体感できる施設となる予定です。
私達が見て来た北欧デザインは、日本人にとても近い感覚で製作された物が多く、特に木製品や陶器などからは強く共通点を感じています。
このフィン・ユール邸を通して、共鳴し合う互いの接点を理解し、再認識できる場となることが楽しみにでなりません。
生誕100年記念 建築プロジェクト
フィン・ユールの建築と家具 』展
期 間 2010年3月11日(金) 〜 3月28日(日)
11時〜19時 (月曜定休)
会 場 ハンドワークデザインスタジオ
名古屋市中区正木3丁目10-6
052-321-1201
主 催 ハンドワークデザインスタジオ
協 催 NPO法人 フィン・ユール アート・ミュージアム
(株)キタニ
お問い合わせ ハンドワークデザインスタジオ