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No.1 美しい木製玩具『カイ・ボイセン』



『北欧のインテリアとクラフト展』開催中につき、展示会の出品アイテムを中心に、今回より3回に分け北欧のクラフトをご紹介していきたいと思います。

第1回目はデンマークの『木製玩具』カイ・ボイセンのご紹介です。
カイボイセン1
Kay Bojesen/カイ・ボイセン
1886〜1958年

カイ・ボイセンのユーモアたっぷりの木製玩具は、1930年代前半から製作が始まり、1950年代の『ツノメドリ』や代表作である『モンキー』などの動物シリーズは晩年の作品です。
元は、ジョージ・ジェンセンの銀細工師としてキャリアを積み、1938年に発表されたカトラリーは世界的に有名です。
なぜ、銀細工師であるカイ・ボイセンが木製品をスタートさせたのは分かりませんが、フィン・ユールなどのデザイナーとの交流もあり、チーク材のサラダボールや、木製の器なども発表しています。
カイ・ボイセンの資料を見ていると、とりわけ子供達と交流している写真が印象に残ります。
きっと彼自身が子供好きで、温みのある木製玩具で遊んで欲しいと願っていたのではないでしょうか。
カイボイセン2

今回、展示してありますのは、1930〜1950年代にデザインされキタニが所蔵している貴重なカイ・ボイセンのコレクションです。
さまざまな動物のモチーフをデザインしていましたが、現在製作されているのはその一部で、カイ・ボイセン工房からローゼンタール社に引き継がれ細々と生産されています。

ツノメドリ
1954年にデザインされた『ツノメドリ/Puffin』。
一見ペンギンに見えますが、『ツノメドリ』という種類の実在している鳥です。
『ツノメドリ』の紹介

シマウマなど
『ツノメドリ』後ろは1935年にデザインした『ポニー』、『シマウマ』とです。

兵隊
1942年にデザインし、当時製作された兵隊のシリーズ

モンキーなど
その他には、1950年〜60年代当時に製作されたのモンキーやダックスフント、消防車など、今では見る事ができない貴重なアイテムが展示してあります。

クラフトという世界にも、1950年代の家具や日用品などの優れた製品と同様に、デンマークデザインの思想であるリ・デザインの理念が浸透しており、シンプルでありながらその特徴と機能とのバランス感覚は、50年前のデザインであっても新鮮に感じていただけるのではないでしょうか。
また、現在製作していますローゼンタール製のモンキー、ゾウ、クマや兵隊のシリーズなど、販売可能アイテムも取り揃え得ております。


第二回目は『陶器』をご紹介いたします。
『北欧のインテリアとクラフト展』展示会のご案内

『北欧のインテリアとクラフト展』
期 間 3月19日(木)〜 4月19日(日)11:00〜19:00 月曜定休
会 場 ハンドワークデザインスタジオ
住 所 460-0024 名古屋市中区正木3-10-6 tel 052-321-1201  
主 催 ハンドワークデザインスタジオ
協 力 (株)キタニ/ART ON INTERIOR [ROGOBA]
問合せ ハンドワークデザインスタジオ

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